弊社が取り組む「体と地球環境に優しい農業」の助けとなっているのが、BLOF理論(Bio Logical Farming)。「作物生理に基づいたアミノ酸の供給」「土壌分析・施肥設計に基づいたミネラル肥料の供給」といった、2つの分野の考察を取り入れました。その上で、独自の栽培法として、「有機肥料を用いた土壌環境の整備」を心がけています。科学的・論理的に考えた栽培を実践することで、作物本来の力を取り戻すことができます。
作物生理に基づいたアミノ酸の供給

作物生理に基づいたアミノ酸の供給

化学肥料をメインに使う慣行栽培は、作物が吸収した無機能窒素・光合成で作られた炭水化物によるアミノ酸合成・タンパク質合成を行います。一方、BLOF理論に基づいた有機肥料を用いる農業は、炭水化物付き窒素であるアミノ酸を活用するため、光合成で作る炭水化物をあまり必要としません。そのため、使われなかった炭水化物は、作物を強化する植物繊維の原料、根張りを良くする根酸の原料、作物の栄養に利用できます。

土壌分析・施肥設計に基づいたミネラル肥料の供給

土壌分析・施肥設計に基づいたミネラル肥料の供給

一般的に、農業にはNPK(窒素・リン酸・カリウム)が必要不可欠と言われています。しかし、それらや堆肥だけを施肥しておけば良いというわけではありません。作物が成長するためにはミネラルを絶えず供給することが必要です。ミネラルは光合成をはじめとする生化学的な反応をコントロールしているため、ミネラルが不足した状態で窒素を施すと軟弱な作物になり、病気を引き起こしやすくなります。そのため、必ずミネラル先行・窒素後追いとなるように、土壌分析した上での施肥管理が重要となります。

有機肥料を用いた土壌環境の整備

有機肥料を用いた土壌環境の整備

弊社は、健康な作物を育てるため、土壌病害菌の抑制を心がけています。そこで散布しているのが、さまざまな有機肥料。その一つが、魚を煮詰めてペースト状にしたフィッシュソリュブル。作物の成長に必要な水溶性タンパク質や各種ビタミン、ミネラルなどを多量に含んでいます。ほかにもカルシウムが豊富な牡蠣殻の粉末、秋耕の際には発酵した鶏糞を散布。そうすることで、病害虫の抑制を助けてくれる放線菌が増殖し、土壌環境を整えてくれます。さらに、光合成産物が増加するため、病害虫への抵抗性自体も向上。高品質・高収量の作物を栽培することが実現できます。